こんにちは
一般社団法人全日本出張シェフサービス協会
認定シェフ、料理人の田口です。
先日の記事で出張料理のアシスタントさせて
頂いた際の事をお伝えさせて頂きました。
今回前菜を一品任せて頂き気づいた事
・いかにスピーディーにお出し出来るか
・コストは抑えられているか
・効率よく作業出来るか
こういった点は特に感じ取る事ができました。
ただお手伝いさせて頂いてるだけでは
感じる事ができない貴重な経験をさせて
いただく事ができました。
そして今後料理教室や出張料理で活動していく
事にも繋がるんだと感じる事ができました。
最初はアシスタントという事で飲食店同様
チームプレーは確かに大事だとも思いましたが
一人でも出来る様な食材選びから構成・
プランの組み立てがすごい大事だなと
感じる取る事ができました。
コストを抑え単価を高く設定し安い食材を
使っても見栄え・盛り付けで高単価と
思えるくらいに魅せる事が出来れば高い素材を
使わなくても喜んでもらえるということです。
勿論過去の自分の経験は非常に大事に
なってきますのでその経験がなければ
付加価値もつける事が出来ません。
お客様のご自宅はどの様な設備が揃っているか
お伺いする当日までにヒアリングして
いかなければなりません。
食器が全て揃っているとも限りませんし
キッチンの広さも何処まで機能が
備わっているかわかりません。
ですからお客様と何度か打ち合わせをして
当日トラブルのない様準備出来る物は用意し
喜んでもらえる様最善を尽くす様に
心がけることは大事です。
一人でやるにしろアシスタントを必要としても
効率よく出来る様にする事はお客様のところで
用意されていないものを事前に下準備する。
という事が大事になってきますよね。
限りあるもので出来なくもありませんが
やはりクオリティにも差が出てきます。
ただ準備するものによっては
皿や調味料・調理器具は勿論準備するべきだと
思いますが食材に関しては準備しすぎると
ケータリング寄りになり出張料理から離れて
しまいます。
しかしそういった事に注視し過ぎてクオリティ
下げてはいけません。喜んで頂くメニュー構成
とプランが必要になってきます。
ですから
調理過程や盛り付けまでをシンプルな物に
するべきだという事も考える事が出来ます。
お客様の記念の日に自分自身の技術を提供しに
お伺いするという事に何ヶ月も前から
ヒアリングして最高の物を提供する。
これから出張料理で笑顔を届け続けられる
人間でありつづける為にお客様との
コミュニケーションを大事にしていくべきだと
おもいます。